流木の花器台の作業工程を示します。

これが今回の作業工程を示すサンプルです。
この右側がその流木の原形です。

これを順序を追って作業を進めます。







大きさは 53×42×14cm  やや大振りです。

上から 
1番目:全体のバランスをとります。バッサリ切り落とした部分があります。上下が平行になっております。
2番目:表面の厚皮と薄皮を削り取ります。
3番目:皮の剥き終わり。
4番目:上面を平らにします。カンナと紙やすりを使い、後、とのこ処理を行います。とのこにはボンドを混ぜます。
5番目:上面以外を焼きます。焼いたあと適度に炭を削り落とします。
6番目、7番目:上面の塗装をし、一先ず出来上がり。
このあと、塗装の手直しを行います。

特に気を付ける場所は、バランスをとる際切り取る場所と厚さを決めるところです。そして焼き具合とその修正。

上面の塗装は特に大事です。まず手直しはどうしても必要になります。でもただ塗るだけですから作業は単純です。が、塗り方は品物の出来栄えを左右します。

以上作業は至って簡単です。
隣家や近所の人が言いました。
「石に比べると簡単だね。でも、出来上がりは目立つね。」
そのとうりです。労多くして(効無し)目立たないのは「石」の特長でしょうね。