切れ味の良い ノコギリが 何故必要か?

ノコギリなんて 興味が無いや と言う方は 読まないでください。

わたしにとって ノコギリは大変重要なものです。

手曳きのノコギリ、電動・エンジンチエンソーは 流木を扱う時には 無くてはならないものです。

折角流木を見つけても 長いままではどうしようもありません。

手ごろな大きさにしなければ 車へ載せることさえ出来ません。

かと言って エンジンチエンソーを持って流木の間を探し回るのは その重量だけでも 疲れてしまいます。

軽いノコギリで済めば楽です。が、切れないノコギリだと息だけがきれます。

よく切れるノコギリが必要になります。

一か所に沢山の流木が固まって有れば それこそ鼻歌でエンジンチエンソーが使えますが、一つも無い日があります。

となれば、軽いノコギリを腰に差して 探して歩きまわります。

探して歩く・・・これが楽しいのです。


ところで今回の ノコギリは シルキー ビックボーイ 2000 の 刃渡り360mm アサリ無しのカーブソーです。これを使っていましたが、どんどん切れ味が落ちてきました。
色んな種類の流木です。乾いています。切れ味の落ちるのは当たり前です。
そこで 刃はそのままで アサリを付けました。 すると 驚くほど切れるようになりました。
が、時が経てばやはり切れ味は落ちます。

そこで 無理は承知で強引に 長勝さんのノコギリを真似て「窓」を開けました。
本来の 「窓」にはなりません。 何故かと言えば 刃の上から 「窓」を 開けたのですから へんてこな ものになってしまいました。
それも 2度にわたって開けました。

すると どうでしょう。 見事な切れ味になりました。 そればかりではありません。 切れたところが 何と綺麗なんでしょう。

どうしてでしょう?


「窓」のところが、刃型と重なってとてもへんです。平坦では ありません。 こんな形で「窓」の用をしているのですね。
そして アサリが残っています。



こんな変な刃ですが 切れ味は以前に比べてずっとよくなりました。
不思議なことに 切れた肌?が いいのです。どうしてでしょう。

次に切れなくなったら 刃を研ぎます。ヤスリはすでに用意してあります。
追伸:歯型を少しばかり変えました。