雨の中、誰を待っているの。

昨日も雨、今日も雨、明日も雨。

雨の中でこの流木は一体誰を待っているのだろう?

石を叩いていた時は、身体を動かさなかったのでパラソルと周囲をビニールシート囲ったもので充分雨を避けることができました。

ところが流木の場合は、流木を中心にしてあっちへ行ったりこっちに来たり、はたまた身体を捩じったりしゃがみ込んだり、ありとあらゆる方法を駆使して刃先が望むところへ届くようにしないと作業ができません。
それでも刃先が届かぬ場合は、特殊な鑿をつかいます。
もちろん流木の置く角度も変えてみます。

ですから、雨から逃げ出す方法がありません。
屋内で作業すれば事足りますが、あいにく作業小屋が狭すぎます。

どれほどの作業小屋が必要かと問われれば「卓球ができるくらい」と答えます。

わたしにはそんな小屋は必要ありません。なぜならば、作業をやらなければ済むからです。簡単です。雨天休業!

雨天休業が続いております。

雨に降られて流木は濡れております。
雨があがれば、すぐさま加工にかかれます。
濡れていて困れば、バーナーで乾かせます。

かなり大きいですよ。でもこれから外形と座りを決めなければなりません。
座りは大事な部分です。これは流木を拾う段階で決めてしまいます。
この面積では足の部分を切り詰めなければなりません。

折角の足を切り詰めるのは、とても悲しいことです。
もう既に小さくしてありますが、更に小さくします。
70cmぐらいあったのを、60cmぐらいにしてありますがこれを更にどれだけ小さくできるかが勝負です。