山野草に打って付の木製鉢ができました。
山野草をやっている人は、「流れ」を重んじている傾向があります。
草花の植え付け・配置には、ただ植えるではなく より自然らしく「流れ」を軽く考えてはいけないのでしょう。
花を活ける時には、各流派の流儀にのっとり「流れ」を重んじているのに似ているのでしょう。
わたしにはこの「流れ」は、わかりません。
流木の花器台を渡した時、ボソリとこの「流れ」をつぶやいた方がおりました。そして「この流れは素晴らしい。」
予想だにしなかったこの言葉、今でも頭の片隅に焼き付いております。
自然界の流木でこれを望むのは少々無理があります。
流木のみならず自然の石にも、この注文をするのは虫がよすぎましょう。
でも先方から進んでやってくる場合は、快く(ありがたく)頂いちゃおうか?
「流れ」にかなうかどうかは、わかりませんが・・・
複雑な形もいいですが、さりげないこんな形も悪くないでしょう。