偶然出来た珍しい塗装の流木の花器台。

珍しい塗装ができました。
作ろうとして出来たわけではありません。
出来ちゃったんです。偶然。
これは面白い! 大事にしようとそのまま製品化しました。



むかし、むかし、ズ―ッと昔、某社のトランジスターテレビの一号機に、このちりめん塗装のデザインを取り入れました。勿論すべての設計はたったひとりのYが手掛けました。小さいものですから一人でしか出来ません。アルミニュウムの取っ手を除く外観すべてをこの縮緬塗装にしました。意匠やではありませんょ。

これは本当の縮緬塗装ではありません。さもそのように見えるだけです。
思い起こしたのです。遠い遠い昔を。



やっているすべてのことは、過去の自分と重なります。
使用している工具は初めてですが、使い方は勿論、力加減、角度等 まるで力学の勉強のようです。何にでも役立ちます。


作り出した「石の花器」「流木の花器台」「流木の花器」すべてが、過去の自分の力量を物語っております。


残りわずかな人生です。思う存分やりましょう。





背の高い流木でしたが、腐ったところを取り除いたらこんなに低くなりました。
これはこれでいいでしょう。