この流木はとにかく硬かった。

硬いのに気が付いたのは、底に重しを入れる穴を開ける時でした。
大した大きさの穴でも無いのに、硬くて参りました。

本番の花を挿す穴では、さぞや手こずるだろうと思っていましたが、取り掛かって見てその硬さにほとほと頭が痛くなりました。硬いがために作業が進みません。

たったこれだけの穴ですよ。刃物を取り替えひっかえ研ぎ直しました。硬くて助かったこともありました。少ししか残らない厚さがそのまま残すことができたことです。

これを何故塗装してしまったか?塗装をしたくはありませんでした。が、どうしてもケバの数が多くて艶出しの必要性がありました。下地の数はどんどんふえてしまい、まるで修正の下地だらけになってしまいました。そこで塗装に踏み切りました。

では何故こんな色にしたのかと言えば、赤と黒はわたしのトレ―ドマーク、他の色は思いつきません。

この流木はいろんな顔を持っております。少し角度を変えただけでもガラッと見た目が変わってしまいます。
写真では変わった様子が判りずらいですが、手に取ればはっきりと判ります。

硬いだけでも価値があります。色は好みで変えられます。
大きさは 20×24×高さ35cm   中の筒は5cmでいいでしょう。変形穴。