頭上の電線がヒューヒュー鳴っております。

薄着のせいもあるでしょうが、風が吹くと気温が急に下がります。
その昔、東北や北海道からやって来た季節の作業員は「北海道より寒いや。」と、河原で働く我々に言いました。

風の吹かない日は、ポカポカ陽気でも一旦風が吹き出すと途端に気温が下がり寒くて寒くてたまりません。
家の中に入っても隙間だらけの家には容赦なく風は吹き込みます。

普段温かいだけに、冷たい風はこたえます。
着ている物や家の作りが雪国とは大違い、玄関からして違います。
一重のガラス窓は隙間だらけです。二重窓の寒冷地とは大違い、一昔前の家は風が吹くと家がユサユサ揺れ動きます。
札幌の姪から購入した掛け布団は大きくて厚くておまけに軽い、当地ではこんなものは売ってはおりません。

厚着をして河原に出ればそれなりに寒さを防げますが、普段着のままで空っ風に立ち向かえば、寒いに決まってます。当たり前でしょう。

というわけで、風の吹く本日は作業はお休み。
こんな流木に手を付けようかと引っ張り出しました。

河原にあった流木はエンジンチエンソーを持って行けばもっと切り刻んで持って帰るのですが、腰鉈の相棒の鋸ではとても切るのは無理です。大きい儘のこの流木を持ってくる姿を想像してみてください。
車の停めて有る場所までは500m位あります。大きな石がごろごろしております。歩くのさえ大変です。いいリハビリになります。