硬い石の皿、飾り彫りが済みました。


周囲から1段下がったところに、一定幅の小段が見えますか?

わたしは勝手にこれを「小段」と申しまして、一種の飾り彫りです。

これから下は、いよいよ深い下げに入ります。

ここまでが、神経を尖らしたところです。失敗が許されない所でした。後は気を抜かなければ多分失敗はないでしょう。


この手の石は、比較的に楽な石です。入り組んだ模様がありません。硬さと柔らかさが入り交ざっておりません。特別に硬い石でもありませんが、それでも硬い部類に入るでしょう。でも粘り気が有っていきなり割れる心配はありません。

欲を言えば色が悪いですネ。木材ならば、ちょっと魔法も掛けられるのですが・・・。

さてさて、これからどのような彫り方をしましょうかね。