履く靴は目的に合った本格的なものを

スキーでもスケートでも 靴では大失敗をやらかしています。

若いころ会社には 文化体育会というのがあって ど素人のわたしでもスキー部の連中の中に混ざって素知らぬ顔で スキー列車に乗り込みました。
現在は 専用のバスで行きますが、当時はバスがなかったのです。

服装と身体は自分持ちですが 用具はすべて借りものです。
スキー板はすり減っていてエッジがありません。 靴はゴム靴でした。
2日間の内で 2足のゴム靴を壊してしまいました。ゴム底がすっかりとれてしまいました。
勿論 まともの滑降など出来ずにショボショボとご帰還です。
次のスキー行には 革靴を買いました。だが板は借りものです。これにもエッジがまるで用をなさない始末です。それでも足元は靴でしっかりしています。緩めのスワロープは 出来ません。いきおい飛び跳ねてズバッと着地です。急な斜面は得意でした が、エッジを立てて緩やかに滑ることができません。ということは帰りの道では 前の人の股に挟まって大弱り。

スキー行は それでおしまいです。スキー靴はひとにやりました。


そして何十年か 経ちました。
流木拾いに または凸凹した河原に石を探して歩くには
足元がぐらぐらしては困ります。
山登りも足元はぐらついては困ります。捻挫をしてしまいます。
そこで こんな靴を履きます。 ほとんど登山靴です。

右側が 足場の悪い所で履きます。締め付けは紐の高さで決めます。

そして左側は 散歩に買い物に履きます。



千葉山には 右側の靴を履いて行きました。
足元がしっかりしていました ので、腰から下に力が入らなくなって、そこへ強引に引きずられたのですが 靴のお蔭であとあと助かりました。
もしも 左側の靴を履いていたら どうなっていたでしょう。