どういうわけか、河原の中。

家内が「ぶどう狩りに出掛けるから、集合場所まで送ってくれる?」

久し振りに朝早く車を出しました。7時30分発なのに、どうした訳かバスも人も集まっては居ない。「また何か間違ったかな。」半信半疑でいたら、ボチボチ人が集まって来た。
が、バスは来ない。「まだ時間前だ。来るには来るだろう。」と、家内をおろして帰ってきた。

天気はよし、それほど暑くは無さそうだし「久し振りに河原へ行ってみよう。」
腰鋸と重たいエンジンチエンソーを持って、痛い膝を庇いながら大井川へと向かいました。

どうせ流木は出て居ないし、何を作ろうかな?
「棒きれならあるだろう?」「無ければ?」「長い物を探し出し鋸で切ればいいじゃあないか」「そしてどうする?」「くっ付けるのさ。」「どうして?」「それが問題さ。何とかなるさ。」


150号線の下流のグラウンドの下へ行ってみました。以前何回も来た場所です。土日祭日でないので、ひと陰は有りません。
ここにはちゃんとしたトイレも水道も屋根付きの椅子も完備しております。同じ河川敷でも島田とは大違い。仮説ではありません。水道が引いてあるのですよ。何もかもコンクリート造りです。

河川敷にはコンクリートの構造物は出来ない・・・と言う概念がありましたが、ここにはそれが通用していません。どうなっているのかな?


と言うことは置いといて、鬼芝に上を通り抜け河原へ出ました。
空はどこまでも澄んで、秋の雲と夏の入道雲が入り混じって空の青に溶け込んでおります。

空気が澄んでいるだけに、太陽の陽ざしは強烈です。1リットルの麦茶でよかった。これは直ぐ無くなってしまうぞ。

暑い!とにかく暑い!
頑張るだけ頑張って、くたびれたら退散だ!


腰に鋸と鉈をぶらさげて行ったものの、この暑さでは鋸なんか使っては居られない。チエンソーを持って行ってよかった。チエンソーもエンジンともなるとかなり重いけれど時間が短くて済みます。


この流木はこの場所に有ることは知っていましたが、何か嫌な感じがしましたので持っては来ませんでした。そんなことを言っては居られないとばかりに今回は手を出しました。

切ってみて判りました。石を噛んでいました。鉛筆の先です。ここに石が覗いています。かなり大きいです。
危なかった。もうちょっとでやってしまうところでした。

おまけに中は抜けています。切って見てわかりました。これで「花器台」が、出来るだろうか?

庇った膝は何とか持ちこたえました。が、このあとどうなるか???