整形外科の先生 喜んでいました。

退院してから初めての外来検診は、月が変わっての12月2日でした。

病院の中を行ったり来たりしている姿を見つけて、その右足がちゃんと地面を掴んでいるのを見届けた先生は、呼ばれて先生の前に座ったわたしに「良かったね。一時はどうなるのかと 皆して心配したよ。手術中とその後の容態の変化に看護師の右往左往する姿をみてすっかり心配してしまったよ。」
実は、大変な事が起こっていたんですよ。

呼吸が止まりそうになっていたのです。 

脳外の他にも心配事は存在していました。手術前の色んな検査に引っかかるものが有ったのです。

血管の細いのも もろもろの原因でした。極端に細い血管は検査の度に支障を起こしました。

怖気づいたのは 家内だけではなかったのです。

後の左足の手術は 当分お預けです。

みんなの気持ちが納まるまでは 次の手術は出来ません。

でも やった右側の膝の手術のお蔭で 歩行が楽になりました。
どんな重い物でも さあ来い です。 膝はがっちりと荷重を支えます。


そんなこんなをしている間に 辺りの景色は変わりつつあります。
微かではありますが、色が変わっています。